浅い!ハムレット感想

ナショナルシアターライブのハムレットを見てきました!
最近はまっているデイヴィッド=テナントさんのハムレットをDVDで見たとこだったので、どんな違いが見られるのか気になってました。
私は元々ほとんど舞台を見に行ったことがない人間なので、動いてるハムレットを見るのは、まだこの2回だけという初心者っぷりです。
初心者だからこそ、ちょっと書き留めておきますよ。


今回のハムレットはローリー=キニアさんという俳優さんが演じてて、まずなんかとっても普通な感じでした。
服装が現代風だっただからというのもありますが、ほんとにそこらへんにいそうな感じ。なんならうちの近所にもいそうなほどの普通な感じ。
王子…王子か…などと失礼なことを思いつつ見始めましたが!
和訳本を読んだだけだと自分の想像力がさっぱり足りなくて、ハムレットってよく喋るなあ…!という印象だけで彼の悩みを体感することはできなかったのに、キニアさんのハムレットで初めて、ああそりゃ悩むわ…考えも行きつ戻りつするわ…と等身大の感情として受け止められました。
叔父の祈りの後ろで考えを改めるシーンとか、慎重さだと言えなくもないし分かる…私もそっちのタイプだ…みたいな。
とてもエモーショナルで、情けなくて、笑える可愛さもある。

テナントさんの時は字幕的に視聴条件が違ったのと、テナントさんのかっこよさにアワアワしていたのもあって、あんまり自分と重ねるような見方はしなかったんですよね…。

今日になってキニアさん版の感想をツイッターで軽く漁ってて、それで初めてハムレットがマザコンぽいやつだと思われていたというのを知りました。
うん、なんか母親にやたら性的な味付けのセリフ吐いてるなとは思ってた。でもオフィーリアにも言ってたし、そういうキャラなのかと。
テナントさん版でやたら色気があったのは、テナントさん相手じゃ母親とて仕方ないという解釈をしてました…私バカ…。

それとキニアさん版は丸いお腹のポローニアスが可愛かったです。
同じセリフなのに、あんなに愛されてる感じ出るんだなあ。


それにしても他の人の感想を漁ってると思い知るけど、私の感覚は目の粗いザルだよ!
いろいろ取りこぼしてて、言われてみるとそういうのあったなと気づいたりはするし、自分でも受け止めてることはあるけど、受け止めたものの意味までは分かってなかったりとか、もう…もう…!
このザルの目の粗さは生きてく上で何にでも通じるんだろうなあ。
感受性が雑なのはこの歳じゃもう手の施しようがないけど、知識とか経験値で多少は目が細かくなるといいな。
その方が楽しそうですし。

漫画家になりたての頃も自分の浅はかさがバレるのを一番恐れてて、しばらくすると取り繕いようがないからまあいいやという心境になったんだけど、趣味の話でも同じですね。ヒー。


  1. 2014/10/08(水) 15:33:42|
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